製品概要 弾性率と内部摩擦 自由共振式 多機能装置 薄板細線用 直方体共振 強制振動式
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燃料電池電流分布計測装置

FCシリーズ

<燃料電池電流計測について>
燃料電池研究、開発のなかで問題になるのは、MEA(膜・電極接合体)面上の効率分布ですが、その発電分布を確実に知る方法は難しく、いろいろな方法を駆使して推定するしか仕方がありません。
 その方法として
  A 電流センサーを反応部分に挿入する方法
  B セパレータ上に流れる電流を計測する
という方法が考えられます。
燃料電池の反応は化学変化ですので、実用に供している構造に手を加えた測定しているA方式は実際の燃料電池の反応を示しているとは限りません。
しかしセパレータ面上を流れる電流を計測するB方式もセパレータと電流の流れとの関係が複雑に絡み、この方式も隔靴掻痒の感が否めません。
 現在はそのようななかで反応分布を推測しながら、トータルパワーを上げるべく開発者は努力をしている。という現状ではないかと思います。しかし開発の基礎には評価というのは重要です。振ったバットに運良くボールがあたりホームランになった、というのも大きな成果ですが、より確実には現象を把握して対応をしてホームランを打つようになるのが本当の実力でしょうし、製品でいえば安定した品質を提供できることになるでしょう。これは燃料電池メーカーや計測メーカーに科せられた課題でしょう。これには両社が共同して研究、開発しなくてはいいものは出来てこないと思います。弊社は他の物性計測装置などでも第一線の大学研究者や官公や民間研究所の研究者の研究を学びながら装置開発に努めていますが、それが本当に研究者や開発者にとってお役に立てる計測装置を提供できるものになるものと思っています。
 このような考えの基に、弊社は小型燃料電池メーカーであるケミックス社と共同開発をすすめ、よりよいものを燃料電池メーカーに提供することに努めています。また、販売はケミックス社を通して販売しています。
   株式会社 ケミックス  神奈川県相模原市 :042-765-8800 m-matsuda@chemix.co.jp

<燃料電池面電流測定>
 弊社の開発方式はセパレータ面上から接触ピンを経由して、燃料電池の負荷インピーダンスに影響が無いように超小型、超高感度磁気センサー「マイクロガウスセンサー」を用いて間接的に測定する方式で製品化して納入いたしました。ただ、この方式は営業ルートとの関係で開発、製作を中止しました。
 そこで、この弊社独自の磁気センサーを利用して、セパレータ上に流れる電流から生じる磁気をXY方向に測定し、面電流の大きさと流れる電流を同時測定する装置を開発しました。(弊社特許出願中)

<燃料電池層間電流測定>

 超小型、超高感度のマイクロガウスセンサーを応用してスタック間に挿入して層間に流れる電流を計測する計測ユニットを開発しました。(特許出願中)
 センサーが超小型であるため挿入する計測層が非常に薄くできますのでスタック間の電流の分布をより直接的に測定できますので、電池の発電分布が測定できることと数層ごとに挿入することで電池のモニターなどにも利用できます。
 右の画面は右側中央のように燃料電池の負荷を変化させたときに各部の電流変化を測定したものです。左上の立体図は測定9カ所の電流強度を高さと色で表したものです。


<マイクロガウスセンサー>
 マイクロガウスセンサー(特許)はおおよそφ1mm×3mmという超小型で、地磁気の1/1000の小さな磁気も検出できるという非常に特徴的なセンサーです。この検出方式はフラックスゲート方式を基本として独自の改良を加えたもので、MIセンサーやホール素子などのように、着滋することがないので、安定した長期間計測が可能になり、工業応用には一番適したセンサーです。
 本センサーの応用に関してはFC用だけでなく、探傷試験などの受託開発まどに応じています。
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